今の日本について、思うことを書いてみる
21世紀、インターネットが不況し、IT産業が創出され、人々は新しい時代に歓喜した。
世界各国の企業はグローバル化を余儀なく加速し、第一次世界経済戦争に参戦、
勝利した企業(マイクロソフト、google等)は巨万の富を得て、
アメリカのバブルを支えた。
そして、2007年の金融不況、、、
私の見解ではWEBが今回の世界同時不況をもたらした原因の一つではないかと考えている。
今回の一連の騒ぎはグローバル化の終焉を意味しているのだ。
グローバル化、、、、ようは資本主義的発想の完全自由化の世界。
完全自由化により、WEBを使用し、仮想のお金を動かしたのである。
人々は仮想世界で戦い、仮想世界で死んでいった。
その代償はあまりにも大きいし、WEBがここまで生活に浸透してしまった今、
もはや統制することは不可能である。
各国はもっと真剣に考えるべきであったのだ。
インターネットが普及する以前、インターネットの危険性が騒がれていたが、
ここまで爆弾を抱えたものだとダレが想像したのだろうか?
現在起こっている、少子化問題、不況、派遣切り、治安の悪化、、すべてインターネットが絡んでいる。
WEBは国境を簡単に超えすぎるのだ。
国境を越えて良きせぬものまでやってくる。しかも匿名性も高い。
警視庁はサイバー警察とか言って、取り締まりに躍起になっているがぬるい。
やはり国が動くべきだ。
話がそれるが、私はインターネットの普及率があがるにつれて内需が縮小したと思っている。
しいては日本のGDP低下につながっている。
インターネットはコストがかかり過ぎないのだ。
コストがかからない、一見するといいことのように思うのだが、
結局はそれが、雇用創出の妨げになっている。
ネットショップがいい例だ。
実際に店舗を出店するコストと比べると、1000分の1程度のコストですむ。
なにが言いたいのかというとWEBは薄利多売なのだ。
薄利多売が横行しているうちは、経済成長等ありえない。
WEBがデフレスパイラルの要因であることは間違いない事実なのだ。
だが、前回のバブル崩壊後の日本をITが支えたことも事実だ。
日本の良さは、いい意味で閉鎖的職人気質の民族性だ。
外人のイメージは侍、忍で良いのだ。それでこそ日本価値が生まれる。
今回のグローバル化の日本安売りの代償は あまりにも大きかった。